輸入住宅とは?

カナダプレイスがお届けするオンリーワン住宅「i-HOME」。建物に使われている乾燥材をすべてカナダから直輸入。また、建材は世界から品質・デザイン性に優れたものを厳選。独自の直輸入システムによりご提供。その上質の住まいはコストパフォーマンスも徹底追求。憧れの輸入住宅をより身近なものにしました。

最近の輸入住宅事情

1975年に枠組み壁工法(ツーバイフォー工法)が建設省(現国土交通省)の告示によりオープン化されました。

業界においては画期的な出来事だったのですがその理由は、木造軸組工法と同様にオープン工法ですから誰でもツーバイフォー工法の建物を建てることが出来ると言う事を意味していたのです。

しかしながら、建築基準法や貿易に関するたくさんの規制、また国内の既存業者の権益の保持などがあり、日本国内での普及のスピードは遅々として進みませんでした。

1980年代になって日本でも構造体をツーバイフォー工法にして、輸入住宅の概念が定着し始めました。 そして輸入住宅業界は1990年代に年率平均50%程度の高い伸び率を示すようになりました。

これは消費者が既存の木造在来工法や大手プレハブメーカーを中心とした今までの住宅の建設システムに満足していない、ニーズの多様化、日本国民の国際化など様々な要因が考えられます。又、日本経済の低迷を反映して住宅の着工数が年率で10%前後下がっている2000年代になっても輸入住宅の着工数は減少していません。

このことは輸入住宅に関する消費者の誤解が少しずつ払拭されつつあるということと、住宅の性能や品質のレベルが非常に高いということが、社会的にも認知されつつあるといえるでしょう。

そもそも日本における輸入住宅に関する取り組みは、 安くて見栄えが良いと言うかなり安易なキャッチフレーズから出発したという背景があります。

当時国際問題となっていた貿易黒字の解消など政府の後押しもあり、輸入住宅はブームを呼びました。しかしながら、いざ建設すると輸入建材の施工の問題や施工精度の違いなど多くの問題点が浮上してきました。

一番の問題は施工者側にとって思ったよりコストダウンができないということ、また施工に関する十分な知識がないということなど、輸入住宅そのものへの疑問を生んでいます。これにはいくつかの原因があります。

第一には、日本では建設費に占める資材費の割合が比較的小さいため資材だけを輸入するだけでは、あまりコストダウンはできないこと、次に、労務費や物流などの国内コストが大きいことです。また、従来の住宅メーカー、工務店にとって輸入住宅は資材の輸入と配送を、工程管理などと共に効率良く行えないこと、輸入建材の仕入先についての情報や、資材・工法などについて十分な知識がないことが原因で来る生産性の低さや、クレーム等の増加、さらには資材の破損や欠品、スペックの違い等による工程への影響があげられます。

一方、輸入住宅には以上の短所を補うことができる長所がたくさんあります。これは消費者だけではなく、日本の住宅メーカーや工務店も重大に受け止めて学ぶべき点があることも事実です。

北米での住宅は建売住宅の建設が主体であることなど、日本の住宅建設と比べると背景の違いはありますが、効率を重視する施工システムやデザインの斬新さ、オープンスペース、バリアフリーなどは、北米のツーバイフォー工法の持つ利点として、優れた居住環境を創出すると共に、これまでの住宅にはない快適な居住性とライフスタイルを演出してくれるものです。

2008年9月のリーマンショックと呼ばれる世界経済不況は、住宅業界にも大きな影響を及ぼしました。
アメリカの新築住宅の着工は激減し、日本も対前年比で40%も減少しました。
世界経済が住宅の分野まで影響するとは考えてもみなかった事です。改めて世界のグローバル化を認識すると共に、住宅事業の重要性を確認することにもなりました。
輸入住宅業界も、他の一戸建てや分譲マンション、賃貸住宅と同じように着工数が減っていますが、それほど大きな落ち込みが無かったことは、輸入住宅に対する消費者の認知度が高まった事を物語っています。特に円高による為替メリットは購買意欲を多少なりとも増したと考えられます。 

一口に輸入住宅といってもたくさんの工法があり、使用する材料も様々です。

そのうえ建築基準法や都市計画法など多くの規制もあります。このような輸入住宅を取り巻く環境の中で株式会社カナダプレイスは住宅として必要な品質、(耐震性・耐風性・耐火性・耐久性)と共に、住宅の性能、(気密性・断熱性・遮音性等)そして室内における空気質など住宅に必要とされている全ての品質・機能を有する住宅をコストダウンすると共に、顧客のニーズに合わせたデザインとライフスタイルを演出します。